こんにちは。よっしーです(^^)
今日は、 ビットコインの半減期について解説しています。
背景
ビットコインの半減期について調査する機会がありましたので、その時の内容を備忘として記事に残しました。
半減期とは
ビットコインの半減期(ハーフイングと呼ばれる)とは、約4年ごとに新規ビットコイン発行量が半減するイベントのことです。
具体的には、以下のようになっています。
- ビットコインネットワークの始まった2009年から約4年ごとに半減期が訪れる
- 最初の4年間で総計2100万BTC(最大発行数の約半分)が発行された
- 2012年の半減期で発行量が半分の1050万BTCに減少
- 2016年の半減期で発行量がさらに半分の525万BTCに減少
- 2020年の半減期で発行量が262.5万BTCに減少
- 次の半減期は2024年4 月頃に予想されており、発行量が131.25万BTCに減少する
半減期を経るごとにビットコインの発行ペースが遅くなり、最終的には2140年頃に約2100万BTCの発行が完了する仕組みになっています。この発行上限が設けられているため、ビットコインはインフレに強い通貨と言えます。
また、半減期が近づくと需給の関係からビットコインの価格が上昇する可能性があると考えられています。
半減期が設けられている理由
ビットコインに半減期が設けられている主な理由は以下の通りです。
- デフレ防止とインフレ抑制
ビットコインの発行量に上限があり、時間の経過とともに発行ペースが徐々に低下することで、長期的にデフレを防ぎつつインフレを抑制できます。通貨の信認性を維持するための仕組みと言えます。
2.採掘インセンティブの確保
半減期を経るごとに採掘報酬が減少していきますが、一定期間でインセンティブが確保されるため、採掘を継続するモチベーションが保たれます。安定的な採掘活動が暗号通貨ネットワークを支えています。
3.希少性の確保
発行上限があり、時間とともに入手が難しくなることで、ビットコインの希少性が高まります。希少性が高いほど価値が高まる可能性があります。
4.分散化の促進
採掘が続く限り、ビットコインの保有者の分散化が進みます。分散化が進めば中央集権的な運営から遠ざかり、本来の目的に沿います。
半減期によってビットコインの発行ペースをコントロールし、長期的な通貨としての機能と信頼性を確保する狙いがあるといえます。
おわりに
今日は、 ビットコインの半減期について解説しました。
何か質問や相談があれば、コメントをお願いします。また、エンジニア案件の相談にも随時対応していますので、お気軽にお問い合わせください。
それでは、また明日お会いしましょう(^^)
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