Svelte入門：SvelteKitでのノードサーバー -Vol.2-

よっしー

こんにちは。よっしーです(^^)

今日は、SvelteKitでのノードサーバーについて解説しています。

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背景

SvelteKitでのノードサーバーについて調査する機会がありましたので、その時の内容を備忘として記事に残しました。

ノードサーバー

スタンドアロン Node サーバーを生成するには、adapter-node を使用します。

使い方

npm i -D @sveltejs/adapter-node でインストールし、アダプターを svelte.config.js に追加します。

svelte.config.js
import adapter from '@sveltejs/adapter-node';

export default {
	kit: {
		adapter: adapter()
	}
};

オプション

アダプタはさまざまなオプションで構成できます。

svelte.config.js
import adapter from '@sveltejs/adapter-node';

export default {
	kit: {
		adapter: adapter({
			// default options are shown
			out: 'build',
			precompress: true,
			envPrefix: ''
		})
	}
};

1. out（アウトプット）: サーバーをビルドするディレクトリを指定します。デフォルトはbuildです。つまり、サーバーが作成された後、node buildでローカルにサーバーを起動することができます。
2. precompress（プリコンプレス）: アセットとプリレンダリングされたページに対して、gzipとbrotliを使用した事前圧縮を有効にします。デフォルトはtrueです。
3. envPrefix（環境変数プレフィックス）: デプロイメントを設定するために使用される環境変数の名前を変更する必要がある場合（例えば、制御できない環境変数との競合を避けるため）、プレフィックスを指定できます：

envPrefix: 'MY_CUSTOM_';

MY_CUSTOM_HOST=127.0.0.1 \
MY_CUSTOM_PORT=4000 \
MY_CUSTOM_ORIGIN=https://my.site \
node build

この機能は、特に複雑な環境や他のシステムと統合する場合に非常に有用です。例えば、他のアプリケーションやサービスと環境変数が競合する可能性がある場合、このプレフィックスを使用することで、SvelteKit固有の環境変数を明確に識別できます。

これらの設定オプションを適切に使用することで、SvelteKitアプリケーションのデプロイメントをより柔軟にカスタマイズし、特定の環境やニーズに合わせて最適化することができます。

おわりに

今日は、 SvelteKitでのノードサーバーについて解説しました。

よっしー

何か質問や相談があれば、コメントをお願いします。また、エンジニア案件の相談にも随時対応していますので、お気軽にお問い合わせください。

それでは、また明日お会いしましょう(^^)