Svelte入門:SvelteKitでのService workers -Vol.2-

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Svelte入門:SvelteKitでのService workers -Vol.2- 用語解説
Svelte入門:SvelteKitでのService workers -Vol.2-
この記事は約3分で読めます。
よっしー
よっしー

こんにちは。よっしーです(^^)

今日は、SvelteKitでのService workersについて解説しています。

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背景

SvelteKitでのService workersについて調査する機会がありましたので、その時の内容を備忘として記事に残しました。

開発時のService Worker


Service Workerは本番環境用にバンドルされますが、開発時にはバンドルされません。そのため、開発時にService Workerを使用できるのは、Service Worker内でのモジュール使用をサポートしているブラウザのみとなります。Service Workerを手動で登録する場合、開発時には{ type: 'module' }オプションを渡す必要があります:

import { dev } from '$app/environment';

navigator.serviceWorker.register('/service-worker.js', {
    type: dev ? 'module' : 'classic'
});

開発時にはbuildprerenderedは空の配列となります。

解説

  1. 開発環境と本番環境の違い:
  • 本番環境:Service Workerのコードはバンドル(結合・最適化)される
  • 開発環境:バンドルされず、モジュールとして動作
  1. ブラウザの互換性に関する注意点:
  • 開発時はService Worker内でのESモジュール(import/export)をサポートしているブラウザのみが対象
  • 本番環境ではバンドル済みのため、より広いブラウザをサポート
  1. Service Worker登録時の設定:
   import { dev } from '$app/environment';

   navigator.serviceWorker.register('/service-worker.js', {
       type: dev ? 'module' : 'classic'
   });
  • $app/environmentからdevフラグをインポート
  • 開発環境ではtype: 'module'を指定
  • 本番環境ではtype: 'classic'を使用
  1. 開発時の制限事項:
  • build配列:空配列となる(ビルドファイルの情報が含まれない)
  • prerendered配列:空配列となる(プリレンダリングされたページの情報が含まれない)
  1. 実務上の影響:
  • 開発時にはService Workerの機能が制限される可能性がある
  • 本番環境でのみ完全な機能が利用可能
  • テスト時には本番環境での動作確認が重要

この仕様は開発時のService Workerの動作を理解し、適切な開発・テスト戦略を立てる上で重要となります。特に、開発環境と本番環境での動作の違いを意識してアプリケーションを構築する必要があります。

おわりに

今日は、 SvelteKitでのService workersについて解説しました。

よっしー
よっしー

何か質問や相談があれば、コメントをお願いします。また、エンジニア案件の相談にも随時対応していますので、お気軽にお問い合わせください。

それでは、また明日お会いしましょう(^^)

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