Svelte入門:SvelteKitでのパッケージング -Vol.6-

スポンサーリンク
Svelte入門:SvelteKitでのパッケージング -Vol.6- 用語解説
Svelte入門:SvelteKitでのパッケージング -Vol.6-
この記事は約3分で読めます。
よっしー
よっしー

こんにちは。よっしーです(^^)

今日は、SvelteKitでのパッケージングについて解説しています。

スポンサーリンク

背景

SvelteKitでのパッケージングについて調査する機会がありましたので、その時の内容を備忘として記事に残しました。

パッケージの公開(Publishing)

基本的な公開方法

npm publish

公開前の確認事項

  1. package.jsonの確認
  • バージョン番号が適切に更新されているか
  • 必要なファイルがfilesフィールドに含まれているか
  • exportsの設定が正しいか
  1. ビルドの確認
  • svelte-packageでビルドが正常に完了しているか
  • 生成されたファイルがdist(または指定した出力ディレクトリ)に存在するか
  1. npmへのログイン確認
npm login  # まだログインしていない場合

推奨される公開手順

  1. ビルドの実行
npm run build  # または svelte-package
  1. パッケージの内容確認
npm pack  # パッケージの内容を確認するためにローカルでパッケージを作成
  1. 公開の実行
npm publish

公開オプション

  1. タグ付き公開
npm publish --tag beta  # betaタグでの公開
  1. アクセス制限
npm publish --access public  # パブリックパッケージとして公開
npm publish --access restricted  # プライベートパッケージとして公開

バージョニングのベストプラクティス

  1. セマンティックバージョニング
npm version patch  # パッチバージョンの更新 (バグ修正)
npm version minor  # マイナーバージョンの更新 (新機能追加)
npm version major  # メジャーバージョンの更新 (破壊的変更)
  1. プレリリースバージョン
npm version prerelease  # プレリリースバージョンの更新

公開後の確認

  1. パッケージの確認
  • npmjs.comでパッケージページを確認
  • パッケージの内容が正しく表示されているか
  • READMEが正しく表示されているか
  1. インストールテスト
npm install your-package  # 別のプロジェクトでインストールテスト

重要な注意点

  1. バージョン管理
  • 適切なバージョン番号の使用
  • 破壊的変更の際は必ずメジャーバージョンを更新
  1. ドキュメント
  • READMEの更新
  • CHANGELOGの更新(推奨)
  1. テスト
  • 公開前の十分なテスト
  • 異なる環境での動作確認
  1. セキュリティ
  • 機密情報が含まれていないことの確認
  • 依存関係のセキュリティチェック

トラブルシューティング

よくある問題と解決策:

  1. 権限エラー
npm whoami  # 現在のユーザーを確認
npm login  # 必要に応じて再ログイン
  1. バージョン競合
npm view your-package versions  # 既存バージョンの確認
  1. パッケージ内容の問題
npm pack  # 内容確認

このプロセスに従うことで、安全で確実なパッケージの公開が可能になります。

おわりに

今日は、 SvelteKitでのパッケージングについて解説しました。

よっしー
よっしー

何か質問や相談があれば、コメントをお願いします。また、エンジニア案件の相談にも随時対応していますので、お気軽にお問い合わせください。

それでは、また明日お会いしましょう(^^)

コメント

タイトルとURLをコピーしました