こんにちは。よっしーです。
今回は、Braveというブラウザについてご紹介いたします。
先日、Macの設定についてご紹介したので、今回は自分が使用しているソフトウェアについてシェアしたいと思います。
多くの方がお世話になっているであろうWebブラウザについてです。
下記のような方たちのお役に立てればと思います。
- Webブラウザに興味がある人
- いつも使用しているWebブラウザから変更しようとしている人
- BraveというWebブラウザに興味がある人
ブラウザとは
はじめに、Webブラウザとはどういったものかを確認しておきましょう。
Webブラウザとは、インターネット上のWebページを閲覧するためのソフトウェアです。
以下に、Webブラウザに関する基本的な情報を説明します。
- Webブラウザの種類:Webブラウザには、Google Chrome、Mozilla Firefox、Microsoft Edge、Safari、Operaなどの様々な種類があります。これらのブラウザは、異なる機能や特徴を持っており、ユーザーは自分に合ったブラウザを選択することができます。
- Webページの表示:Webブラウザは、Webページを表示するためにHTML、CSS、JavaScriptなどのWeb技術をサポートしています。Webページを閲覧する際には、ブラウザがこれらの技術を解釈して、ページの表示や動作を制御します。
- プライバシー機能:近年のWebブラウザは、プライバシーに関する機能を強化しています。広告ブロック機能やトラッキング防止機能、プライバシー保護モードなどが、多くのブラウザで提供されています。
- 拡張機能:多くのWebブラウザは、拡張機能をサポートしています。これらの拡張機能を使うことで、ブラウザの機能を拡張したり、ツールバーを追加したりすることができます。
- クロスプラットフォーム:Webブラウザは、Windows、Mac、Linux、Android、iOSなど、多くのプラットフォームで利用可能です。また、同期機能を備えたブラウザでは、複数のデバイスでブックマークや履歴を同期することができます。
以上が、Webブラウザについての基本的な情報です。
Webブラウザは、インターネット上で情報を検索したり、オンラインで作業したりする際に不可欠なツールであり、機能や特徴を比較して、自分に合ったブラウザを選ぶことが大切です。
Braveブラウザの登場背景
Braveブラウザは、2016年にブレンダン・アイク氏によって設立されたプライバシー志向のWebブラウザです。
Braveブラウザの登場背景には、広告の乱用やトラッキング、ユーザーデータの悪用が横行する現代のインターネット環境に対する批判的な見方があります。
Braveブラウザは、広告やトラッキングをブロックする機能を備えており、ユーザーのプライバシー保護に重点を置いています。
また、Braveブラウザは、ブロックされた広告の代わりにBrave Rewardsという仮想通貨を提供し、コンテンツクリエイターへの支払いを促進する仕組みを取り入れています。
Braveブラウザは、プライバシーに配慮したブラウジング体験を提供することで、多くのユーザーから支持を受けています。
また、2021年時点で、デスクトップ版Braveブラウザのユーザー数は1,000万人を超えており、急速に普及しています。
Braveブラウザの特徴
Braveブラウザは、プライバシーに重点を置いたオープンソースのWebブラウザのため、他のWebブラウザにはない特徴があります。
以下に、Braveブラウザについての特徴を説明します。
- プライバシー機能:Braveブラウザは、デフォルトで広告をブロックし、トラッキングを防止する機能を備えています。また、HTTPS Everywhereをサポートしているため、Webサイトへの接続が常に暗号化されています。
- Brave Rewards:Braveブラウザは、Brave Rewardsというシステムを備えています。これは、ユーザーが広告を見る代わりに、Braveトークンと呼ばれる暗号通貨を受け取ることができるプログラムです。Braveトークンは、ブラウザ内で使用でき、寄付やクリエイターへの支払いなどに使用することができます。
- Torインテグレーション:Braveブラウザは、Torブラウザを統合しています。これにより、ユーザーは匿名でWebサイトにアクセスできます。
- クロスプラットフォーム:Braveブラウザは、Windows、Mac、Linux、Android、iOSなど、さまざまなプラットフォームで利用できます。
- クイックなページ読み込み:Braveブラウザは、ウェブサイトの読み込みを迅速化するために、ページの広告やスクリプトを自動的にブロックします。
以上が、Braveブラウザについての主な特徴です。
プライバシーに配慮し、高速で使いやすいブラウザを探している場合は、Braveブラウザをお勧めします。
Braveブラウザのインストール
それでは、MacにBraveをインストールしたいと思います。
BraveをMacにインストールする方法は以下の通りです。
- Braveブラウザの公式サイト(https://brave.com/ja/)にアクセスします。
- “Braveをダウンロード”というボタンをクリックします。
- ダウンロードが完了すると、Braveのインストーラーが自動的に開始されます。もし自動で開始されない場合は、ダウンロードしたインストーラーファイル(BraveBrowser.dmg)を開いてください。
- Braveブラウザのアイコンが表示されたウィンドウが開きます。このウィンドウをFinderのApplicationsフォルダにドラッグ&ドロップしてください。
- Braveブラウザを起動します。アプリケーションフォルダ内にあるBraveブラウザのアイコンをクリックするか、Spotlight検索で”Brave”と入力して起動してください。
以上が、BraveをMacにインストールする方法になります。
ChromeからBraveブラウザへの設定移行
Chromeを使用している方で、Chromeの設定をBraveにも設定したいという方もいると思いますので、Chromeの設定をBraveに移行する方法について説明します。
Braveには、Chromeから設定をインポートする機能があります。
以下の手順に従って、Chromeの設定をBraveに移行することができます。
- Braveブラウザを開き、右上の三点リーダーをクリックし、メニューから「設定」を選択します。
- 設定画面が表示されたら、左側のメニューから「Get started」を選択します。
- 「ブックマークと設定のインポート」を選択します。
- インポートするデータ(閲覧履歴、ブックマーク、保存したパスワード、拡張機能)を選択します。
- 現在設定されているchromeのユーザリストがプルダウンで選択できるので、インポートしたいユーザをクリックします。
インポートが完了すると、BraveブラウザにChromeから設定を移行していると思いますので、確認してみてください。
以上で、ChromeからBraveへの移行作業は完了になります。
Braveブラウザを利用してみて
Braveブラウザを利用して感じたことになります。
- プライバシーに優れているため、トラッキングや広告をブロックされているのがわかる。
- Brave Rewardsという機能があるため、広告を見る代わりにBraveトークンを獲得することができる。
- クロスプラットフォームで使用できるため、Windows、Mac、Linux、Android、iOSなど様々なデバイスで利用可能である。
- ページの読み込みが速い。
- 拡張機能の数がChromeと比べると少ない。
- ブラウザの使い方がChromeと異なるため、最初は使いにくいかもしれない。
- Brave Rewardsは、Braveブラウザを使っているユーザーにしか意味がないため、普及が進んでいない場合、トークンを交換することができない可能性がある。
- トラッキングや広告をブロックしているので、アフィリエイトの成果につながらないことがある。
プライバシーに重点を置いたブラウザとして、Braveブラウザは非常に優れています。また、ブラウザ内で広告をブロックするだけでなく、Brave Rewardsの機能を利用することで、ブラウザを使うことで報酬を得ることができます。ただし、拡張機能の数が少ないことが不満である場合もあります。
おまけ
2023年3月現在、Braveブラウザの市場シェアはデスクトップとモバイルを合わせて約2%と推定されています。Chromeのシェアが圧倒的で、65%あります。下記のサイトで市場シェアが分かりますので、気になる方は参考にして頂ければと思います。
おわりに
今回は、Braveブラウザについてご紹介しました。プライバシーを重視する方には特におすすめのWebブラウザです。
個人的には、Brave Rewardsの機能に魅力を感じ、使用を始めました。ただ、広告がブロックされるため、アフィリエイトで収益化を目指す場合にはあまり向いていないかもしれません。
しかしながら、今後の発展が期待されるWebブラウザなので、個人的には応援したいと思います。皆さんもぜひ使用してみて、ご感想をお聞かせください。
それでは、明日もお会いしましょう。
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