
こんにちは。よっしーです(^^)
本日は、Go言語を効果的に使うためのガイドラインについて解説しています。
背景
Go言語を学び始めて、より良いコードを書きたいと思い、Go言語の公式ドキュメント「Effective Go」を知りました。これは、いわば「Goらしいコードの書き方指南書」になります。単に動くコードではなく、効率的で保守性の高いコードを書くためのベストプラクティスが詰まっているので、これを読んだ時の内容を備忘として残しました。
フォーマット
フォーマットの問題は最も議論を呼ぶものですが、最も重要性が低いものでもあります。人々は異なるフォーマットスタイルに適応できますが、その必要がない方が良いですし、全員が同じスタイルに従えば、このトピックに費やす時間も少なくなります。問題は、長大な規範的スタイルガイドなしに、このユートピアにどのようにアプローチするかです。
Goでは、珍しいアプローチを取り、フォーマットの問題のほとんどをマシンに任せています。gofmt
プログラム(ソースファイルレベルではなくパッケージレベルで動作するgo fmt
としても利用可能)は、Goプログラムを読み込み、標準的なインデントと垂直配置のスタイルでソースを出力し、コメントを保持し、必要に応じて再フォーマットします。新しいレイアウト状況をどのように扱うか知りたい場合は、gofmt
を実行してください。答えが正しくないように思える場合は、プログラムを再配置する(またはgofmt
についてバグを報告する)べきであり、回避策を講じるべきではありません。
例として、構造体のフィールドのコメントを整列させるのに時間を費やす必要はありません。Gofmt
がそれをやってくれます。以下の宣言が与えられた場合:
type T struct {
name string // name of the object
value int // its value
}
gofmt
は列を整列させます:
type T struct {
name string // name of the object
value int // its value
}
標準パッケージ内のすべてのGoコードはgofmt
でフォーマットされています。
いくつかのフォーマットの詳細が残っています。非常に簡潔に述べると:
インデント インデントにはタブを使用し、gofmt
はデフォルトでタブを出力します。どうしても必要な場合のみスペースを使用してください。
行の長さ Goには行の長さの制限がありません。パンチカードがオーバーフローすることを心配する必要はありません。行が長すぎると感じたら、折り返して追加のタブでインデントしてください。
括弧 GoはCやJavaよりも少ない括弧で済みます:制御構造(if
、for
、switch
)の構文に括弧はありません。また、演算子の優先順位の階層がより短く明確なので、
x<<8 + y<<16
は、他の言語とは異なり、スペーシングが示唆する通りの意味になります。
重要ポイント
- 機械的なフォーマット
gofmt
ツールが自動的にコードをフォーマット- 手動でのスタイル調整は不要
- 統一されたスタイル
- すべてのGoコードが同じフォーマットに従う
- チーム間でのスタイル論争を排除
- シンプルなルール
- タブによるインデント
- 行の長さ制限なし
- 最小限の括弧使用
実践的な意味
この哲学により、Go開発者は以下のメリットを得られます:
- 時間の節約:フォーマットについて議論する時間が不要
- 可読性の向上:すべてのコードが同じスタイルで統一
- 自動化:
gofmt
を実行するだけで標準的なスタイルに
gofmt
の使用は、単なる推奨ではなく、Go開発における標準的な慣行です。これにより、コードのスタイルではなく、ロジックに集中できるようになります。
おわりに
本日は、Go言語を効果的に使うためのガイドラインについて解説しました。

何か質問や相談があれば、コメントをお願いします。また、エンジニア案件の相談にも随時対応していますので、お気軽にお問い合わせください。
それでは、また明日お会いしましょう(^^)
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