よっしー
こんにちは。よっしーです(^^)
今日は、SvelteKitでのデバッグについて解説しています。
背景
SvelteKitでのデバッグについて調査する機会がありましたので、その時の内容を備忘として記事に残しました。
Visual Studio Codeでのデバッグ方法について
Visual Studio Codeの組み込みデバッグターミナルを使用すると、VSCode内のソースファイルにブレークポイントを設定できます。
- コマンドパレットを開く:
CMD/Ctrl
+Shift
+P
- “Debug: JavaScript Debug Terminal”を探して起動
- デバッグターミナルを使用してプロジェクトを起動。例:
npm run dev
- クライアントまたはサーバーサイドのソースコードにブレークポイントを設定
- ブレークポイントをトリガー
解説
- デバッグターミナルとは
- VS Codeに組み込まれた特別なターミナル
- JavaScriptのデバッグに特化
- 通常のターミナルより詳細なデバッグ機能を提供
- 具体的な手順
- ショートカットキーでコマンドパレットを表示
- デバッグターミナルを起動
- プロジェクトを開発モードで実行
- コード内の任意の場所にブレークポイントを設定
- そのコードが実行されるとブレークポイントで停止
- 利点
- 視覚的にデバッグが可能
- コードの実行を細かく制御
- 変数の値をリアルタイムで確認可能
- クライアント・サーバー両方のコードをデバッグ可能
この機能を使用することで、より効率的にバグの発見と修正が可能になります。
デバッグペインを使用した起動方法について
代替方法として、プロジェクトに.vscode/launch.json
を設定することもできます。自動設定する手順:
- “実行とデバッグ”ペインを開く
- “実行”選択メニューで”Node.js…”を選択
- プロジェクトに対応する”実行スクリプト”(例:”Run script: dev”)を選択
- “デバッグの開始”プレイボタンを押すか、
F5
を押してブレークポイントデバッグを開始
以下はlaunch.json
の例です:
{
"version": "0.2.0",
"configurations": [
{
"command": "npm run dev",
"name": "Run development server",
"request": "launch",
"type": "node-terminal"
}
]
}
詳細については以下を参照: https://code.visualstudio.com/docs/editor/debugging
解説
- launch.jsonの役割
- デバッグ設定を保存
- プロジェクトメンバー間で設定を共有可能
- 複数のデバッグ設定を管理可能
- 設定手順の詳細
- VSCodeの実行とデバッグペインから設定
- Node.js環境用の設定を選択
- 開発サーバー起動用のスクリプトを指定
- F5キーでデバッグを開始可能
- launch.jsonの構成
- version: 設定ファイルのバージョン
- configurations: デバッグ設定の配列
- command: 実行するコマンド
- name: 設定の表示名
- request: 起動タイプ
- type: デバッグ環境の種類
- メリット
- デバッグ設定の再利用が容易
- チーム開発での設定共有が簡単
- キーボードショートカットでの素早い実行
この方法を使用することで、より体系的なデバッグ環境を構築することができます。
おわりに
今日は、 SvelteKitでのデバッグについて解説しました。
よっしー
何か質問や相談があれば、コメントをお願いします。また、エンジニア案件の相談にも随時対応していますので、お気軽にお問い合わせください。
それでは、また明日お会いしましょう(^^)
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