よっしー
こんにちは。よっしーです(^^)
今日は、mysqlで日付パーティションをバックアップする方法 についてご紹介します。
背景
mysqlの日付パーティションを調査した際に、検証環境の構築したときの内容を備忘として残しました。
この記事のソースは下記のリポジトリにあります。
作成ファイル一覧
下記のファイルを作成しました。ファイルの内容は下記のセクションに記載しています。
aws/work/bak_partition.sh
aws/work/bak_partition.sh
#!/bin/bash
host='mysql'
user='root'
pass='P@ssw0rd'
db='sample'
tbl='test'
mysql_cmd="mysql -h${host} -u${user} -p${pass} -D${db}"
partition_info=$(${mysql_cmd} -sN <<EOL
SELECT TABLE_SCHEMA
, PARTITION_NAME
, PARTITION_ORDINAL_POSITION
, PARTITION_EXPRESSION
, PARTITION_DESCRIPTION
, TABLE_ROWS
FROM INFORMATION_SCHEMA.PARTITIONS
WHERE TABLE_NAME = '${tbl}'
ORDER BY PARTITION_DESCRIPTION ASC
LIMIT 1
;
EOL
);
column=$(echo "${partition_info}" | awk '{print $4}')
min_p_name=$(echo "${partition_info}" | awk '{print $2}')
min_cond_date=$(echo "${partition_info}" | awk '{print $5}')
min_cond_date=${min_cond_date/\'/}
bak=${tbl}_${min_p_name}.sql
mysqldump -h${host} -u${user} -p${pass} ${db} ${tbl} \
--default-character-set=utf8 \
--complete-insert \
--no-create-info \
--where="${column}<'${min_cond_date} 00:00:00'" \
> "${bak}"
cat <<EOL
success !!
$column
BAK : ${min_p_name} ( LESS THAN ${min_cond_date} )
${bak}
EOL
動作確認
下記のコマンドを実行します。
make build
make up
make login_aws
cd /work
下記のコマンドで日付パーティションが追加されます。
bash bak_partition.sh
bash-5.2# bash bak_partition.sh
mysql: [Warning] Using a password on the command line interface can be insecure.
mysqldump: [Warning] Using a password on the command line interface can be insecure.
success !!
`date_at`
BAK : p20231102 ( LESS THAN 2023-11-03 )
test_p20231102.sql
解説
aws/work/bak_partition.sh
このBashスクリプトは、MySQLデータベース内の特定のパーティションをバックアップするための手順を含んでいます。以下はスクリプトの各部分の説明です:
- スクリプトの冒頭では、MySQLの接続情報が設定されています。
host
、user
、pass
、db
、tbl
変数にそれぞれホスト、ユーザー、パスワード、データベース、テーブルの情報が設定されています。 mysql_cmd
変数には、MySQLクライアントのコマンドが構築されています。これにより、MySQLデータベースへの接続が確立されます。partition_info
変数には、mysql_cmd
を使用してMySQLデータベースにクエリを送信し、テーブルの最も古いパーティションの情報を取得するためのSQLクエリが実行されています。取得された情報は、テーブルのスキーマ、パーティション名、パーティション順序、およびパーティション条件の日付などを含みます。awk
コマンドを使用して、特定の列の値を変数に格納しています。min_p_name
変数は、最も古いパーティションの名前を取得します。min_cond_date
変数は、最も古いパーティションの条件日付を取得し、シングルクォートを削除して格納します。- バックアップファイル名
bak
を生成します。この名前はテーブル名と最も古いパーティション名に基づいています。 mysqldump
コマンドを使用して、特定のパーティションのデータをエクスポートします。--where
オプションを使用して、特定の条件を満たすデータのみをエクスポートします。この条件は、column
(パーティション条件の列)とmin_cond_date
(最も古いパーティションの条件日付)を使用しています。エクスポートされたデータは、bak
変数で指定されたファイルに保存されます。- 最後に、スクリプトは成功メッセージを表示し、バックアップされたパーティションとその条件を示します。また、バックアップファイルの名前も表示されます。
このスクリプトを実行することで、特定の日付パーティションのデータをバックアップできます。バックアップファイルには、特定の条件を満たすデータが含まれます。
おわりに
今日は、mysqlで日付パーティションをバックアップする方法 についてご紹介しました。
よっしー
何か質問や相談があれば、コメントをお願いします。また、エンジニア案件の相談にも随時対応していますので、お気軽にお問い合わせください。
それでは、また明日お会いしましょう(^^)
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