bash入門:ヒアドキュメントのdelimiterを'(シングルクォーテーション)で囲む

スポンサーリンク
bash入門:ヒアドキュメントのdelimiterを'(シングルクォーテーション)で囲む ノウハウ
bash入門:ヒアドキュメントのdelimiterを'(シングルクォーテーション)で囲む
この記事は約2分で読めます。
よっしー
よっしー

こんにちは。よっしーです(^^)

今日は、bashにおける書き方についてご紹介します。

スポンサーリンク

背景

bashにおける書き方について調査する機会がありましたので、その備忘として残しています。

ヒアドキュメントのdelimiterを'(シングルクォーテーション)で囲む

delimiterをシングルクォーテーションで囲む理由は、その識別子が特殊文字や変数展開などのシェルの特殊機能に影響されないようにするためです。具体的な理由は次の通りです:

  1. エスケープの不要: シングルクォーテーションで囲むことで、識別子内の文字列が特殊文字や変数展開などのシェルの解釈を受けないため、エスケープする必要がありません。これにより、コードがより読みやすくなります。
  2. 識別子のリテラル性の確保: シングルクォーテーションで囲むことで、識別子がそのままリテラル文字列として扱われます。そのため、delimiter内のテキストがそのまま渡されることが保証されます。
  3. 意図しない展開を防止: シングルクォーテーションで囲むことで、識別子内の文字列がシェルによる意図しない展開(変数展開やコマンド置換など)を受けないようになります。これにより、識別子がそのままの形で使われることが保証されます。

例えば、次のようなシェルスクリプトを考えてみましょう:

#!/bin/bash

cat << 'EndOfMessage'
$HOME のホームディレクトリを表示します: $HOME
EndOfMessage

このスクリプトでは、シングルクォーテーションで囲まれた識別子 EndOfMessage によって、$HOME という変数は展開されません。したがって、そのまま $HOME という文字列が表示されます。

シングルクォーテーションで囲むことで、識別子がそのままの形で使われることが保証され、意図しない展開や解釈が防止されます。

おわりに

今日は、bashにおける書き方についてご紹介しました。

よっしー
よっしー

何か質問や相談があれば、コメントをお願いします。また、エンジニア案件の相談にも随時対応していますので、お気軽にお問い合わせください。

それでは、また明日お会いしましょう(^^)

コメント

タイトルとURLをコピーしました