Go言語入門:効果的なGo -データ:Arrays-

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Go言語入門:効果的なGo -データ:Arrays- ノウハウ
Go言語入門:効果的なGo -データ:Arrays-
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よっしー
よっしー

こんにちは。よっしーです(^^)

本日は、Go言語を効果的に使うためのガイドラインについて解説しています。

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背景

Go言語を学び始めて、より良いコードを書きたいと思い、Go言語の公式ドキュメント「Effective Go」を知りました。これは、いわば「Goらしいコードの書き方指南書」になります。単に動くコードではなく、効率的で保守性の高いコードを書くためのベストプラクティスが詰まっているので、これを読んだ時の内容を備忘として残しました。

配列(Arrays)

配列は、メモリの詳細なレイアウトを計画する際に有用で、時にはメモリ割り当てを回避するのに役立ちます。しかし、主に配列は次の記事で扱うスライスの構成要素として使用されます。そのトピックの基礎を築くために、配列について少し説明します。

Goと Cにおける配列の動作には大きな違いがあります。Goでは:

  • 配列は値です。ある配列を別の配列に代入すると、すべての要素がコピーされます。
  • 特に、配列を関数に渡すと、関数はその配列へのポインタではなく、配列のコピーを受け取ります。
  • 配列のサイズはその型の一部です。[10]int 型と [20]int 型は異なる型です。

この値プロパティは有用ですが、コストもかかります。Cのような動作と効率性が必要な場合は、配列へのポインタを渡すことができます。

func Sum(a *[3]float64) (sum float64) {
    for _, v := range *a {
        sum += v
    }
    return
}

array := [...]float64{7.0, 8.5, 9.1}
x := Sum(&array)  // 明示的なアドレス演算子に注意

しかし、このスタイルでさえもGoらしい書き方ではありません。代わりにスライスを使用してください。

解説

この文章では、Go言語における配列の特徴と注意点について説明しています。

主要なポイント

  1. 配列は値型:Go言語では配列は値として扱われるため、代入時に全要素がコピーされます。これはC言語とは大きく異なる点です。
  2. 関数への配列渡し:配列を関数に渡すと、ポインタではなく配列全体のコピーが渡されます。これは大きな配列の場合、メモリ使用量とパフォーマンスに影響します。
  3. 型システム:配列のサイズは型の一部として扱われるため、要素数が異なる配列は完全に別の型になります。
  4. 効率性の問題:配列のコピーを避けたい場合は、ポインタを使用できますが、これは一般的なGoらしい書き方ではありません。
  5. 推奨される代替手段:文章の最後で「スライスを使用する」ことを推奨しています。これは、Goではスライスが配列よりも柔軟で効率的な方法として位置づけられているためです。

このように、Go言語では配列よりもスライスの使用が推奨されており、配列は主にスライスの基盤技術として理解されています。

おわりに 

本日は、Go言語を効果的に使うためのガイドラインについて解説しました。

よっしー
よっしー

何か質問や相談があれば、コメントをお願いします。また、エンジニア案件の相談にも随時対応していますので、お気軽にお問い合わせください。

それでは、また明日お会いしましょう(^^)

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