JMeter入門:Docker環境でJMeterの実行環境を構築する -Vol.4-

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JMeter入門: Docker環境でJMeterの実行環境を構築する -Vol.4- 環境構築
JMeter入門: Docker環境でJMeterの実行環境を構築する -Vol.4-
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よっしー
よっしー

こんにちは。よっしーです(^^)

今日は、Docker環境でJMeterの実行環境を構築する方法について解説しています。

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背景

JMeterを利用した負荷試験をする機会がありましたので、その時の内容を備忘として記事に残しました。

前回記事の内容

前回は、下記のファイル一覧の jmeter/test.sh を解説しました。本記事では、compose.yml について解説しています。

        new file:   jmeter/Dockerfile
        new file:   jmeter/entrypoint.sh
        new file:   jmeter/test.sh
        new file:   jmeter/tests/trivial/plan.jmx
        new file:   Makefile
        new file:   compose.yml

compose.yml

version: '3.8'

services:

  jmeter:
    build: ./jmeter
    container_name: jmeter
    working_dir: /tmp/apache-jmeter
    volumes:
      - ./jmeter:/tmp/apache-jmeter
    networks:
      - net
    profiles:
      - tools

networks:
  net:

このDocker Composeファイルは、version: '3.8'を使用しており、Docker Composeのバージョン3.8の機能を利用しています。ここで定義されているサービスはjmeterです。それぞれのキーと値のペアについて説明します。

  • build: ./jmeter: この指示は、./jmeterディレクトリにあるDockerfileを使用してjmeterサービスのイメージをビルドするようDockerに指示します。
  • container_name: jmeter: このコンテナの名前をjmeterと指定します。これにより、コンテナを識別しやすくなります。
  • working_dir: /tmp/apache-jmeter: コンテナ内の作業ディレクトリを/tmp/apache-jmeterに設定します。
  • volumes: - ./jmeter:/tmp/apache-jmeter: ホストマシンの./jmeterディレクトリをコンテナの/tmp/apache-jmeterディレクトリにマウントします。これにより、ファイルの変更がホストとコンテナ間で同期されます。
  • networks: - net: このサービスをnetという名前のネットワークに接続します。
  • profiles: - tools: このサービスはtoolsプロファイルに属しており、docker-compose --profile tools upコマンドを使用して特定のプロファイルでサービスを起動できます。

最後に、networks:セクションではnetという名前のネットワークを定義していますが、詳細な設定は記述されていません。これはデフォルトの設定を使用することを意味します。

このファイルは、特にjmeterを使用したパフォーマンステストや負荷テストを行うための環境を設定する際に使用されることが想定されています。

おわりに

今日は、Docker環境でJMeterの実行環境を構築する方法について解説しました。

よっしー
よっしー

何か質問や相談があれば、コメントをお願いします。また、エンジニア案件の相談にも随時対応していますので、お気軽にお問い合わせください。

それでは、また明日お会いしましょう(^^)

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