よっしー
こんにちは。よっしーです(^^)
今日は、Docker環境でJMeterの実行環境を構築する方法について解説しています。
背景
JMeterを利用した負荷試験をする機会がありましたので、その時の内容を備忘として記事に残しました。
前回記事の内容
前回は、下記のファイル一覧の jmeter/test.sh を解説しました。本記事では、compose.yml について解説しています。
new file: jmeter/Dockerfile
new file: jmeter/entrypoint.sh
new file: jmeter/test.sh
new file: jmeter/tests/trivial/plan.jmx
new file: Makefile
new file: compose.yml
compose.yml
version: '3.8'
services:
jmeter:
build: ./jmeter
container_name: jmeter
working_dir: /tmp/apache-jmeter
volumes:
- ./jmeter:/tmp/apache-jmeter
networks:
- net
profiles:
- tools
networks:
net:
このDocker Composeファイルは、version: '3.8'
を使用しており、Docker Composeのバージョン3.8の機能を利用しています。ここで定義されているサービスはjmeter
です。それぞれのキーと値のペアについて説明します。
build: ./jmeter
: この指示は、./jmeter
ディレクトリにあるDockerfile
を使用してjmeter
サービスのイメージをビルドするようDockerに指示します。container_name: jmeter
: このコンテナの名前をjmeter
と指定します。これにより、コンテナを識別しやすくなります。working_dir: /tmp/apache-jmeter
: コンテナ内の作業ディレクトリを/tmp/apache-jmeter
に設定します。volumes: - ./jmeter:/tmp/apache-jmeter
: ホストマシンの./jmeter
ディレクトリをコンテナの/tmp/apache-jmeter
ディレクトリにマウントします。これにより、ファイルの変更がホストとコンテナ間で同期されます。networks: - net
: このサービスをnet
という名前のネットワークに接続します。profiles: - tools
: このサービスはtools
プロファイルに属しており、docker-compose --profile tools up
コマンドを使用して特定のプロファイルでサービスを起動できます。
最後に、networks:
セクションではnet
という名前のネットワークを定義していますが、詳細な設定は記述されていません。これはデフォルトの設定を使用することを意味します。
このファイルは、特にjmeter
を使用したパフォーマンステストや負荷テストを行うための環境を設定する際に使用されることが想定されています。
おわりに
今日は、Docker環境でJMeterの実行環境を構築する方法について解説しました。
よっしー
何か質問や相談があれば、コメントをお願いします。また、エンジニア案件の相談にも随時対応していますので、お気軽にお問い合わせください。
それでは、また明日お会いしましょう(^^)
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