よっしー
こんにちは。よっしーです(^^)
今日は、MySQLのテスト用のDBとユーザを削除する方法についてご紹介します。
背景
MySQLのテスト用のDBとユーザを削除したときの内容を備忘として残しています。
テスト用のDBとユーザを削除する
使用したコマンドは下記になります。テスト用のデータベースと匿名ユーザーを削除します。データベースのrootユーザーはlocalhostからのみログインできるように設定されています。
mysql --user=root --password="${root_password}" mysql <<_EOF_
DELETE FROM user WHERE User='';
DELETE FROM user WHERE User='root' AND host NOT IN ('localhost', '127.0.0.1', '::1');
DROP DATABASE IF EXISTS test;
DELETE FROM db WHERE db='test' OR db='test\\_%';
FLUSH PRIVILEGES;
_EOF_
解説
このコードは、MySQLデータベースのセキュリティ設定を行うためのものです。具体的には以下の操作を行っています:
mysql --user=root --password="${root_password}" mysql <<_EOF_
:MySQLデータベースにrootユーザーとしてログインします。${root_password}
はrootユーザーのパスワードを指定します。DELETE FROM user WHERE User='';
:ユーザー名が空のユーザーを削除します。これは、誤って作成されたユーザーや、ユーザー名を指定せずに作成されたユーザーを削除するためのものです。DELETE FROM user WHERE User='root' AND host NOT IN ('localhost', '127.0.0.1', '::1');
:localhost、127.0.0.1、::1以外からのrootユーザーのアクセスを削除します。これにより、rootユーザーはこれらのホストからのみアクセス可能となり、他のホストからの不正なアクセスを防ぎます。DROP DATABASE IF EXISTS test;
:存在する場合、testデータベースを削除します。これは、不要なテストデータベースを削除するためのものです。DELETE FROM db WHERE db='test' OR db='test\\_%';
:testデータベースまたはtest_で始まるデータベースへのすべてのアクセス権を削除します。これにより、これらのデータベースへの不要なアクセスを防ぎます。FLUSH PRIVILEGES;
:これまでの変更をデータベースに反映します。これにより、ユーザーとデータベースの権限が更新されます。
以上が、このコードの解説です。これらの操作は、データベースのセキュリティを強化するための一般的な手法です。ただし、具体的な設定は使用環境やセキュリティポリシーにより異なるため、適切な設定を行うことが重要です。また、このコードはMySQLのrootユーザー権限を必要とするため、注意深く使用する必要があります。不適切な使用は、データベースのセキュリティを脅かす可能性があります。ご理解の上、適切にご使用ください。
おわりに
今日は、MySQLのテスト用のDBとユーザを削除する方法についてご紹介しました。
よっしー
何か質問や相談があれば、コメントをお願いします。また、エンジニア案件の相談にも随時対応していますので、お気軽にお問い合わせください。
それでは、また明日お会いしましょう(^^)
コメント