よっしー
こんにちは。よっしーです(^^)
今日は、Dockerで構築したRedis環境でredis.confを設定する方法についてご紹介します。
背景
Redisの実行環境をDockerで構築する方法について調査する機会があったので、そのときの内容を備忘として残しました。
今回作成したファイルは下記のGitHUBにあります。
概要
redis.conf
はRedisサーバーの設定ファイルで、Redisの動作や様々な機能の設定を行います。ここでは、一般的なredis.conf
のセクションと設定項目について説明します。なお、具体的な設定は使用ケースや要件により異なるため、以下の例は一般的なものです。
- ネットワーク設定:
bind
: Redisが受け付けるネットワークインターフェースを指定します。port
: Redisが待ち受けるポート番号を指定します。
bind 127.0.0.1
port 6379
- データ永続化:
dir
: データファイルの保存先ディレクトリを指定します。save
: データをディスクに保存する条件を指定します。
dir /var/lib/redis
save 900 1
- セキュリティ:
requirepass
: Redisに接続する際に必要なパスワードを指定します。
requirepass your_password
- パフォーマンス:
maxclients
: 同時接続の最大クライアント数を指定します。maxmemory
: Redisが使用できる最大メモリ容量を指定します。
maxclients 10000
maxmemory 2GB
- ログ:
logfile
: Redisのログファイルのパスを指定します。
logfile /var/log/redis/redis-server.log
- その他:
daemonize
: Redisをデーモンモードで実行するかどうかを指定します。tcp-keepalive
: クライアント接続のTCP Keep-Aliveを設定します。
daemonize yes
tcp-keepalive 300
これは基本的な設定の例です。redis.conf
には他にも様々な設定があります。Redisのバージョンや特定の使用ケースによっては新しい設定が追加されることもあります。設定の詳細や最新の情報については、Redisの公式ドキュメントを参照してください。
ファイル一覧
下記のファイルを新規作成もしくは修正をします。
modified: compose.yml
new file: redis/redis.conf
redis/redis.conf
loglevel debug
logfile ""
compose.yml
+ volumes:
+ - "./redis/redis.conf:/etc/redis/redis.conf"
+ command: "/etc/redis/redis.conf"
動作確認
下記のコマンドを実行します。
make build
make up
make log
下記のような結果になっていれば成功です。
設定値の取得
下記のコマンドを実行します。
make up
make login
redis-cli
config get *
下記のような結果になります。
おわりに
今日は、Dockerで構築したRedis環境でredis.confを設定する方法についてご紹介しました。
よっしー
何か質問や相談があれば、コメントをお願いします。また、エンジニア案件の相談にも随時対応していますので、お気軽にお問い合わせください。
それでは、また明日お会いしましょう(^^)
コメント