こんにちは。よっしーです(^^)
今日は、SvelteKitでのFAQについて解説しています。
背景
SvelteKitでのFAQについて調査する機会がありましたので、その時の内容を備忘として記事に残しました。
SvelteKitでXを使用するにはどうすればよいですか?
まずは、integrationsに関するドキュメントセクションを読んでいただいていることを確認してください。それでもまだ問題がある場合は、一般的な問題の解決策を以下に記載しています。
Yarn 3を使用するにはどうすればよいですか?
最新のYarn(バージョン3)におけるESMサポートは、現在実験的なものとされています。
以下の方法は動作するようですが、結果は環境によって異なる場合があります。
まず、新しいアプリケーションを作成します:
yarn create svelte myapp
cd myapp
そして、Yarn Berryを有効にします:
yarn set version berry
yarn install
Yarn 3のグローバルキャッシュについて
Yarn Berryの注目すべき機能の1つは、ディスク上の各プロジェクトに複数のコピーを持つのではなく、パッケージに対して単一のグローバルキャッシュを持つことができる点です。しかし、enableGlobalCache
をtrueに設定するとビルドが失敗してしまうため、.yarnrc.yml
ファイルに以下を追加することを推奨します:
nodeLinker: node-modules
これにより、パッケージはローカルのnode_modulesディレクトリにダウンロードされることになりますが、上記の問題を回避でき、現時点ではYarnのバージョン3を使用する最も確実な方法となります。
解説
重要なポイントを詳しく解説します:
- 現状の説明
- ESM(ECMAScript Modules)のサポートは実験的段階
- 完全な安定性は保証されていない
- 環境依存の可能性がある
- セットアップ手順
yarn create svelte myapp # アプリケーション作成
cd myapp # ディレクトリ移動
yarn set version berry # Yarn Berryの有効化
yarn install # 依存関係のインストール
- グローバルキャッシュについて
- Yarn Berryの特徴的な機能
- メリット:
- ディスク容量の節約
- パッケージの重複を防ぐ
- 問題点:
enableGlobalCache: true
でビルドが失敗
- 推奨される設定
nodeLinker: node-modules
- 従来のnode_modules方式を使用
- 互換性の問題を回避
- 現時点での最も安定した方法
- 重要な考慮点
- パフォーマンスと安定性のトレードオフ
- 将来的な仕様変更の可能性
- プロジェクトの要件との適合性
Yarn 3を使用する際の実践的なガイドを提供しており、特に安定性を重視したアプローチを推奨しています。実験的な機能の利用を控えめにし、確実な方法を選択することで、開発環境の信頼性を確保することを強調しています。
おわりに
今日は、 SvelteKitでのFAQについて解説しました。
何か質問や相談があれば、コメントをお願いします。また、エンジニア案件の相談にも随時対応していますので、お気軽にお問い合わせください。
それでは、また明日お会いしましょう(^^)
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