よっしー
こんにちは。よっしーです(^^)
今日は、ブロックチェーンについて解説しています。
背景
ブロックチェーンついて調査する機会がありましたので、その時の内容を備忘として記事に残しました。
ブロックチェーンとは
ブロックチェーンは、取引記録を残せる分散型の台帳です。
- 概要: ブロックチェーンは、取引履歴を暗号技術によって過去から1本の鎖のようにつなげて記録する仕組みです。各取引の記録は、その取引の内容と、前の取引の情報などで1つの塊(ブロック)として構成されます。これらのブロックが連結されたものがブロックチェーンです。
- 特徴:
- システム障害に強い: 100人でブロックチェーンのデータを保有している場合、誰かのブロックチェーンのデータが破損しても、過半数の人のブロックチェーンのデータが正常であれば、次のデータの更新の際に全員のブロックチェーンのデータが正しい情報に書き戻されます。そのため、システム障害からデータを守りやすいと言われています。
- 改ざん防止に役立つ: ブロックチェーンのデータを改ざんするためには、過半数である51名以上のブロックチェーンのデータを、次の更新までの間に書き換える必要があります。データの破壊・改ざんが極めて難しいです。
- 仕組み・技術:
- P2P通信: 複数の端末で情報共有する技術で、データ処理の負荷を分散させ、システム障害に強くします。ただし、一元的なデータ管理には向きません。
- 暗号技術:
- ハッシュ関数: データを不規則な文字列に変換し、逆算できないようにします。
- 公開鍵暗号方式: 安全なデータのやり取りを実現します。
- 身近な事例:
- ビットコイン: ブロックチェーンを活用したサービスで、取引をブロックとして扱い、正確性を保ちながら運営されています。
大切な取引記録を守るブロックチェーンの仕組みを理解し、今後の情報の扱い方に役立ててくださいね!
活用例
ブロックチェーンは、取引情報やデータを暗号技術を用いて複数のコンピュータで同期して記録する手法です。その特徴は、不正改ざんが事実上不可能であることです。さまざまな分野で活用されており、以下にいくつかの事例を紹介します。
- 決済・証明・契約:
- ブロックチェーン技術は、正確な記録を恒久的に残すために決済、証明、契約などで活用されています。不正改ざんに強い特性から、信頼性の高いトランザクションを実現できます。
- 業務の効率化・自動化:
- ブロックチェーン上で「スマートコントラクト」という契約の自動化を実現できます。契約の条件が整うと、自動で契約の履行や決済が行われる仕組みです。貿易金融などで導入され、手続き時間の短縮が可能になりました。
- ステーブルコイン:
- ステーブルコインは、円やドルなどの裏付け資産を持つデジタル通貨で、価格が安定しています。米Facebookの「Libra(リブラ)」もステーブルコインの一例です。
- Mastercardの自動決済システム:
- Mastercardはブロックチェーンを決済システムに導入し、仲介者を不要にして手数料やコストを削減しています。
これらの事例のように、ブロックチェーン技術がビジネスや社会に導入され始めているようです。
おわりに
今日は、ブロックチェーンについて解説していました。
よっしー
何か質問や相談があれば、コメントをお願いします。また、エンジニア案件の相談にも随時対応していますので、お気軽にお問い合わせください。
それでは、また明日お会いしましょう(^^)
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