仮想通貨入門:パスフレーズについて

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仮想通貨入門:パスフレーズについて 用語解説
仮想通貨入門:パスフレーズについて
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よっしー
よっしー

こんにちは。よっしーです(^^)

今日は、パスフレーズについて解説しています。

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背景

パスフレーズについて調査する機会がありましたので、その時の内容を備忘として記事に残しました。

パスフレーズ とは

仮想通貨でパスフレーズが使われるのは、ウォレットの秘密鍵を守るためです。

パスフレーズは、ウォレットを生成する際に設定する一連の単語の組み合わせです。通常は12~24個の単語で構成されています。この単語の並びそのものが秘密鍵を生成するための種(シード)となります。

パスフレーズを適切に管理することが非常に重要です。なぜなら、このパスフレーズさえ分かれば、その人は関連する全ての秘密鍵やウォレットアドレスにアクセスできるからです。

一方で、パスフレーズを忘れてしまうと、ウォレット内の資産にもアクセスできなくなってしまいます。従って、パスフレーズは安全な場所に書き留め、絶対に失くさないよう厳重に管理する必要があります。

また、パスフレーズを他人に教えたりインターネット上に公開したりしてはいけません。そうするとウォレットを乗っ取られる可能性があるからです。

このようにパスフレーズは、仮想通貨の重要な認証キーとなっており、資産の安全性を左右する大切な情報なのです。

単語の理由

パスフレーズが単語の並びで構成されている主な理由は、以下の2点があげられます。

  1. 人間に覚えやすいため

パスフレーズは人間が覚えて管理する必要があるため、単語の組み合わせにすることで記憶しやすくなっています。ランダムな文字列よりも、意味のある単語の並びの方が脳に残りやすいのです。

  1. エントロピーが高いため

単語はエントロピー(無作為性)が高く、推測されにくい性質があります。ビットコインのパスフレーズでは2048個の単語から12個選ばれるので、組み合わせのバリエーションは2^256通りと極めて多岐にわたります。これにより、パスフレーズの予測が非常に困難になっています。

つまり、単語のリストから組み合わせを選ぶことで、人間が覚えやすく、かつ十分なセキュリティを確保できる、という2つのメリットがあるわけです。

ビットコインなどの主要な仮想通貨では、この方式が広く採用されており、パスフレーズはユーザーの大切な資産を守る重要な役割を果たしています。

おわりに

今日は、 パスフレーズについて解説しました。

よっしー
よっしー

何か質問や相談があれば、コメントをお願いします。また、エンジニア案件の相談にも随時対応していますので、お気軽にお問い合わせください。

それでは、また明日お会いしましょう(^^)

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