仮想通貨入門:Web3について

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仮想通貨入門:Web3について 用語解説
仮想通貨入門:Web3について
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よっしー
よっしー

こんにちは。よっしーです(^^)

今日は、Web3について解説しています。

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背景

Web3について調査する機会がありましたので、その時の内容を備忘として記事に残しました。

Web3とは

仮想通貨とWeb3には密接な関係があります。

Web3とは、インターネットの次なる進化形として提唱されている概念で、現在のWeb2(centralized web)に対して分散型のWeb(decentralized web)を指します。

Web3の中核技術の1つがブロックチェーンで、ここで仮想通貨が重要な役割を果たします。

  1. 価値のデジタル化・トークン化
    仮想通貨は、デジタル上での価値の保有・移転を可能にします。Web3では様々な有形無形の価値(コンテンツ、リソース、サービスなど)を、トークンとしてブロックチェーン上でデジタル化・トークン化できます。
  2. インセンティブ設計
    Web3アプリケーションでは、貢献者に対してネイティブトークンを報酬として付与するインセンティブ設計が重要視されています。仮想通貨はこのインセンティブ基盤を提供します。
  3. 所有権管理
    NFT(Non-Fungible Token)は、デジタルコンテンツの所有権をブロックチェーン上で管理・証明する仕組みです。このNFTは一種の仮想通貨です。Web3では、デジタル資産の真の所有権を仮想通貨が担保します。
  4. 分散型金融(DeFi)
    DeFiは、従来の中央集権型金融を分散型ブロックチェーンで実現するムーブメントです。仮想通貨はDeFiアプリの価値を運ぶ媒体として不可欠です。

このように、Web3におけるデータやアプリケーションの価値をつなぐ役割を仮想通貨が担っており、Web3の中核をなす存在と言えます。

事例

Web3の主な事例をいくつか紹介します。

  1. 分散型ストレージ
    代表例はFilecoin、Siacoinなどです。ユーザーのストレージ容量を売買できるマーケットプレイスを構築し、分散型クラウドストレージを実現しています。ユーザーはストレージ提供への対価としてネイティブトークンを得ます。
  2. 分散型ソーシャルメディア
    Steemit、Minds.comなどがあげられます。ユーザーが投稿したコンテンツの評価に応じてトークンが付与されるインセンティブ設計となっています。真のユーザー所有権を実現するプラットフォームを目指しています。
  3. 分散型ゲーム
    CryptoKitties、Decentraland、Axie Infinityなどのゲームでは、ゲーム内資産がNFTやトークンとして発行されています。ユーザーは真の所有権を持ち、P2Pでトレードできます。
  4. 分散型金融(DeFi)
    MakerDAO、Compound、Uniswapなどに代表されるDeFiプロトコルでは、貸付、レンディング、デリバティブ取引などの金融サービスが、分散型のブロックチェーン上で実現されています。
  5. 分散型ID管理
    Soveryn、BrightIDなどがあり、自己主権型のデジタル身元情報の管理を可能にします。ブロックチェーンとWeb3ウォレットを使って、プライバシーを保ちつつ身元を証明できます。

このように、Web3ではブロックチェーンとトークン経済を活用することで、従来のサービスをユーザー主導で分散化し、中央集権型のプラットフォームに頼らずに運営できるようになっています。

おわりに

今日は、 Web3について解説しました。

よっしー
よっしー

何か質問や相談があれば、コメントをお願いします。また、エンジニア案件の相談にも随時対応していますので、お気軽にお問い合わせください。

それでは、また明日お会いしましょう(^^)

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