Go言語入門:Hello, World

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Go言語入門:Hello, World ノウハウ
Go言語入門:Hello, World
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よっしー
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こんにちは。よっしーです(^^)

今日は、Golangで”Hello, World”と表示する方法についてご紹介します。

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事前準備

この記事では、Golangがインストールされていることを前提にしていますので、Golangがインストールされていない場合は、下記の記事を参考に Golangのインストールをお願いします。

背景

前回は、Golangをインストールしましたので、今回は、Golangで文字列を出力します。

手順

作業ディレクトリを作成します。作成コマンドは下記になります。

mkdir 03_learn-golang-hello
cd 03_learn-golang-hello

コードの依存関係の追跡を有効にします。コマンドは下記になります。

go mod init example/hello

テキストエディタで、コードを記述するファイル hello.go を作成します。

次のコードを hello.go ファイルに貼り付け、ファイルを保存します。

package main 

import "fmt" 

func main() { 
    fmt.Println("Hello, World!") 
}

コードを実行します。コマンドは下記になります。

go run .

下記のような表示になれば、成功です。

% go run .
Hello, World!

解説

コードの依存関係の追跡

go mod init example/hello

コードが他のモジュールに含まれるパッケージをインポートする場合、コード独自のモジュールを通じてそれらの依存関係を管理します。そのモジュールは、それらのパッケージを提供するモジュールを追跡する go.mod ファイルによって定義されます。その go.mod ファイルは、ソースコードリポジトリを含め、コードとともに残ります。

go.mod ファイルを作成してコードの依存関係追跡を有効にするには、 コードが含まれるモジュールの名前を指定してgo mod initコマンドを実行します。名前はモジュールのモジュール パスです。

実際の開発では、モジュール パスは通常、ソース コードが保存されるリポジトリの場所になります。たとえば、モジュールパスは github.com/mymodule である可能性があります。他の人が使用できるようにモジュールを公開する予定がある場合、モジュール パスは、Go ツールがモジュールをダウンロードできる場所である必要があります。モジュール パスを使用したモジュールの名前付けの詳細については、「 依存関係の管理」を参照してください。

package main 

import "fmt" 

func main() { 
    fmt.Println("Hello, World!") 
}

1行目: package main この行は、このファイルがmainパッケージに属していることを示しています。mainパッケージは、Goの実行可能なプログラムを定義するために使用されます(パッケージは関数をグループ化する方法であり、同じディレクトリ内のすべてのファイルで構成されます)。

3行目: import "fmt" importキーワードを使って、fmtパッケージをインポートしています。fmtパッケージは、標準出力や文字列フォーマットなどの機能を提供します。このパッケージは、 Go をインストールしたときに入手した 標準ライブラリパッケージの 1 つです。

5行目: func main() { mainという名前の関数が始まります。この関数は、プログラムのエントリーポイントとして特別な役割を果たします。

6行目: fmt.Println("Hello, World!") fmtパッケージのPrintln関数を呼び出して、引数として文字列"Hello, World!"を渡しています。Println関数は、引数を標準出力に出力するための関数です。

7行目: } main関数の終了を示す中括弧です。

このプログラムの目的は、文字列"Hello, World!"を標準出力に表示することです。コンパイルして実行すると、コンソールにHello, World!というテキストが表示されます。これは、Goの基本的なプログラムの書き方を示しています。

go run .


go run .
は、Goプログラムを実行するためのコマンドです。以下に関連する情報を説明します。

  • go runは、Goのビルドおよび実行ツールであるgoコマンドのサブコマンドです。
  • .は、現在のディレクトリ(カレントディレクトリ)を表します。つまり、go run .は、現在のディレクトリ内のGoソースコードをビルドし、実行するコマンドです。
  • プログラムを実行するためには、実行可能なGoファイル(.go拡張子を持つファイル)がカレントディレクトリ内に存在する必要があります。
  • go runコマンドは、ソースコードをコンパイルして一時的な実行ファイルを作成し、それを実行します。実行が終了すると、一時的な実行ファイルは削除されます。
  • go runコマンドは、ソースコード内の依存関係を自動的に解決し、必要なパッケージやライブラリをインストールして実行します。依存関係が満たされていない場合は、自動的にインストールが行われます。
  • go runコマンドは、開発やテストのために短時間でプログラムを実行するのに便利ですが、本番環境での実行には向いていません。本番環境では、コンパイルされた実行ファイルを生成し、それを実行することが一般的です。

したがって、go run .コマンドを実行すると、カレントディレクトリ内のGoプログラムがコンパイルされ、実行されます。デフォルトでmain関数が実行されます。

おわりに

今日は、Golangで”Hello, World”と表示する方法についてご紹介しました。

今回使用したソースは下記のGitHubにあります。

よっしー
よっしー

何か質問や相談があれば、遠慮なくコメントしてください。また、エンジニア案件についても、いつでも相談にのっていますので、お気軽にお問い合わせください。

それでは、また明日お会いしましょう(^^)

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