awkとsedを使い分けて、より効率的なテキスト処理を実現する方法

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sedについて ノウハウ
sedについて
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よっしー
よっしー

こんにちは。よっしーです(^^)

今日は、sedコマンドをご紹介します。

先日、awkコマンドをご紹介したので、awkと合わせて、自分がよく使用するsedコマンドもご紹介しようと思いました。

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動作環境

この記事のコマンドは下記の環境で動作確認をしています。

% sw_vers 
ProductName:            macOS
ProductVersion:         13.2.1
BuildVersion:           22D68

% sysctl machdep.cpu.brand_string
machdep.cpu.brand_string: Apple M1 Max

sedとは

sedは「セド」と発音し、「Stream EDitor」の略称です。

sedは、UnixやLinuxなどのオペレーティングシステムで利用できる、テキスト処理ツールの一つです。ストリームエディタと呼ばれることもあります。

sedは、標準入力やファイルから読み込んだテキストを処理し、それを標準出力に出力することができます。sedの主な機能は、テキストの置換、削除、挿入、行番号の付与などです。

sedの基本的な使用方法は、以下のようになります。

sed [オプション] 'コマンド' [ファイル名]

オプションは、sedの動作を制御するために使用されます。代表的なオプションには、-e、-n、-iなどがあります。

コマンドは、sedが実行する処理を指定します。代表的なコマンドには、s、d、iなどがあります。sは、文字列の置換を行うコマンドであり、dは、指定された行を削除するコマンドです。

ファイル名は、sedが処理するファイルの名前を指定します。ファイル名を指定しない場合は、標準入力からの入力を処理します。

以下は、sedを使用してファイル内の文字列を置換する例です。

$ cat sample.txt
Hello, world!
$ sed 's/world/Universe/' sample.txt
Hello, Universe!

上記の例では、sample.txtファイル内の「world」を「Universe」に置換しています。

sedの使用例

ファイル内の文字列を置換する

次の例では、ファイル内の “apple” という文字列を “orange” に置換しています。

sed -i 's/apple/orange/g' filename.txt

このコマンドは、ファイル “filename.txt” 内のすべての “apple” を “orange” に置換します。

行の削除

次の例では、ファイル内の3行目を削除しています。

sed -i '3d' filename.txt

このコマンドは、ファイル “filename.txt” の3行目を削除します。

行の挿入

ファイル内の行に文字列を挿入する。

sed -i '3i\This is a new line' filename.txt

このコマンドは、ファイル “filename.txt” の3行目に “This is a new line” という文字列を挿入します。

行の抽出

次の例では、ファイル内の2行目を表示出力する。

sed -n '2p' filename.txt

このコマンドは、ファイル “filename.txt” の2行目を出力します。

行の抽出 (パターン一致)

以下の例では、”pattern”にマッチする行だけを抽出しています。

sed -n '/apple/p' filename.txt

このコマンドは、ファイル “filename.txt” のappleがある行を出力します。

awk との違い

awkとsedは、LinuxやUNIXシステム上でテキスト処理を行うためによく使われるツールですが、それぞれ異なる特徴や使い方があります。

awkは、行単位でのテキスト処理に特化しています。awkは、データをフィールドに分割して処理することができるため、テキストファイル内の特定のフィールドを処理することができます。awkは、簡単な数値計算や条件分岐など、比較的高度なテキスト処理も行うことができます。また、awkは、テキストファイルからデータを取り出して、処理した結果を別のファイルに出力することもできます。

一方、sedは、単純な文字列置換や行単位でのテキスト処理に特化しています。sedは、簡単なパターンマッチングや正規表現を用いた文字列置換ができますが、awkに比べるとより簡単なテキスト処理に向いています。sedは、テキストファイルを直接編集することができ、ファイル内の特定の行や文字列を置換することができます。

簡単にまとめると、awkはテキストファイルのデータを抽出し、フィールド単位で処理するためのツールであり、sedは文字列置換や行単位での処理を行うためのツールであると言えます。どちらのツールも、シェルスクリプトやコマンドラインで使用することができ、標準のUNIXツールとしてよく使われています。

awk との使い分け

上記のような違いから、awkとsedは、下記のような使い分けが考えられます。

まず、awkはフィールド単位でテキスト処理を行うことができるため、特定のフィールドに注目したい場合に適しています。例えば、CSVファイルの特定の列だけを抽出する場合にはawkが便利です。また、awkは条件分岐や数値計算など、比較的高度な処理を行うことができます。そのため、テキストファイル内のデータを加工して、レポートを作成するような場合にも適しています。

一方、sedは文字列置換や行単位での処理を行うことができるため、テキストファイル内の特定の行や文字列を置換する場合に適しています。例えば、大量のログファイルから特定のエラーメッセージを含む行だけを抽出する場合には、sedが便利です。また、sedは、テキストファイル内のデータを直接編集することができるため、簡単な置換作業を効率的に行うことができます。

まとめると、awkはフィールド単位での処理や高度な計算など、比較的複雑なテキスト処理に適しており、sedは文字列置換や行単位での処理、簡単な置換作業に適しています。両方のツールをうまく使い分けることで、より効率的にテキスト処理を行うことができます。

おわりに

今日は、sedについてご紹介しました。

awkと合わせて、コマンドライフをお楽しみください。

よっしー
よっしー

それでは、またあしたお会いしましょう(^^)

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