こんにちは。よっしーです。
今日は、キーワードツールを紹介します。
キーワードツールとは
キーワードツールは、SEO（検索エンジン最適化）やPPC（Pay-Per-Click）広告などのオンラインマーケティングにおいて、効果的なキーワードを見つけるためのツールです。
キーワードツールは、Googleなどの主要な検索エンジンが提供する検索ボリュームデータ、キーワードの関連性や競合度合い、予測されるコストパフォーマンスなどのデータを分析し、適切なキーワードを見つけることができます。
キーワードツールを使用することで、特定のキーワードが検索エンジンでどの程度の検索ボリュームがあるか、そのキーワードに対して広告を出稿する場合の予測されるクリック単価（CPC）、競合他社がどの程度そのキーワードに対して入札しているか、またそのキーワードに関連するキーワードを提案することができます。
キーワードツールは、オンラインマーケティングにおけるキーワード選択の重要性を理解しているマーケッターにとっては必須のツールです。
適切なキーワードを選択することで、より多くのトラフィックを獲得し、より効果的なキャンペーンを実施することができます。
代表的なキーワードツール
以下は、代表的な無料のキーワードツールの一部です。
Google キーワードプランナー：Googleが提供するツールで、検索ボリュームデータ、競合度合い、予測されるクリック単価などのデータを提供します。Google AdWordsのアカウントが必要ですが、無料で使用できます。
Keyword Tool：検索エンジンに関係なく、Google、Bing、YouTube、Amazonなどのプラットフォームで利用可能なキーワードを提供するツールです。無料版と有料版があり、無料版でも基本的な機能が使えます。
Ubersuggest：検索ボリュームデータ、キーワードの関連性や競合度合い、提案されたキーワードなどのデータを提供するツールです。無料版と有料版があります。
AnswerThePublic：検索ユーザーがよく検索する質問を提供するツールです。質問形式で提供されるため、より具体的なキーワードを見つけることができます。無料版と有料版があります。
これらのツールは、オンラインマーケティングにおいてキーワード選択を行う上で非常に役立ちます。しかし、有料版ではより詳細なデータや機能が利用可能になる場合があるため、必要に応じて有料版を検討することも重要です。
Google キーワードプランナー
Googleキーワードプランナーは、Googleの広告サービス「Google Ads」の中にあるキーワードツールです。
Googleキーワードプランナーは、Googleが提供するキーワードツールで、Google Adsの広告キャンペーンを実施する際に必要となるキーワードやキーワードの検索ボリューム、入札額、競合度合いなどのデータを提供します。
具体的には、Googleキーワードプランナーでは、以下のような機能が利用できます。
キーワードリサーチ：Googleキーワードプランナーでは、入力したキーワードに関連するキーワードを提案してくれます。提案されるキーワードには、検索ボリュームや競合度合いなどのデータも含まれるため、適切なキーワード選択に役立ちます。
検索ボリュームの確認：Googleキーワードプランナーでは、キーワードの月間検索ボリュームを確認することができます。
入札額の確認：Googleキーワードプランナーでは、入札額の推定値を確認することができます。これにより、競合力の高いキーワードを見つけることができます。
競合度合いの確認：Googleキーワードプランナーでは、競合度合いの指標を確認することができます。これにより、競合度合いの高いキーワードや、低い競合度合いのキーワードを見つけることができます。
メリット
Googleデータに基づいた正確なデータ：Googleキーワードプランナーは、Googleが持つ膨大なデータに基づいて、キーワードに関する正確なデータを提供しています。
Google Adsに最適化された機能：Googleキーワードプランナーは、Google Adsの広告キャンペーンに最適化された機能を提供しています。広告キャンペーンの設計や改善に役立つ機能が豊富に揃っています。
無料で利用できる：Googleキーワードプランナーは、Google Adsの広告キャンペーンを実施していないユーザーでも無料で利用できます。
デメリット
Google Adsのアカウント登録が必要：Googleキーワードプランナーを利用するには、Google Adsのアカウント登録が必要です。アカウント登録には、広告キャンペーンを作成する必要がありますが、広告キャンペーンを実施しないユーザーでもアカウント登録が必要です。
競合度合いの表示に制限がある：Googleキーワードプランナーでは、競合度合いの表示に制限があります。競合度合いの指標として表示される「入札競合の激しさ」は、実際に広告掲載されている広告主のみが表示されるため、自社の競合状況を正確に把握することができません。
独自のデータを持たないキーワードの分析が制限される：Googleキーワードプランナーは、Googleの検索エンジンで検索されたデータに基づいているため、Google以外の検索エンジンや独自のデータを持つキーワードの分析が制限される場合があります。
Keyword Tool
Keyword Toolは、Google、YouTube、Bing、Amazonなどのプラットフォームで利用可能なキーワードを提供するキーワードツールです。
このツールは、Google、YouTube、Bing、Amazon、eBayなどの主要な検索エンジンやオンラインマーケットプレイスで使用されているキーワードを自動的に抽出し、提供します。
Keyword Toolは、2つのバージョンがあります。無料版と有料版です。無料版では、最大750件のキーワードを抽出することができます。有料版では、最大数万件のキーワードを抽出することができ、より高度な機能が利用できます。
メリット
複数のプラットフォームで利用可能：Keyword Toolは、Google、YouTube、Bing、Amazonなどの複数のプラットフォームで利用可能です。これにより、オンラインマーケティングにおいて複数のプラットフォームにわたるキーワードリサーチを行うことができます。
豊富な提案キーワード：Keyword Toolは、入力したキーワードに関連するキーワードを提案してくれるため、より多くのキーワードを見つけることができます。また、提案されるキーワードには検索ボリュームや競合度合いなどのデータも含まれるため、適切なキーワード選択に役立ちます。
無料版でも基本的な機能が利用可能：Keyword Toolには無料版と有料版がありますが、無料版でも基本的な機能が利用できます。無料版であっても、検索ボリュームやキーワードの競合度合いなどのデータを提供してくれるため、初めてキーワードツールを利用する方にもおすすめです。
デメリット
検索ボリュームの正確性についての制限：Keyword Toolの無料版では、検索ボリュームの正確性について制限があります。具体的には、検索ボリュームの範囲が広く表示されるため、正確な検索ボリュームを知りたい場合は有料版を利用する必要があります。
有料版の価格：Keyword Toolの有料版には、プランによっては高額な価格が設定されている場合があります。特に、大規模なキーワードリサーチを行う場合は、有料版のプランについて検討する必要があります。
競合度合いの正確性についての制限：Keyword Toolの競合度合いの指標は、独自の指標であり、他のツールと比較して正確性について制限がある場合があります。競合度合いの指標を利用する場合は、あくまで目安として利用することが重要
Ubersuggest
Ubersuggestは、SEO（検索エンジン最適化）やSEM（検索エンジンマーケティング）の分野で、キーワードやドメインの分析、競合分析、コンテンツアイデアの提供などの機能を持ったオールインワンのツールです。Neil Patelが開発した無料版と有料版があります。
Ubersuggestの主な機能は以下の通りです。
キーワードの調査：Ubersuggestは、特定のキーワードに関する検索量、CPC（クリック単価）、競合度合い、関連するキーワードの提案などのデータを提供しています。
ドメインの分析：Ubersuggestは、特定のドメインに関するトラフィック、ドメインの権威性、ドメインのバックリンク、競合ドメインなどのデータを提供しています。
コンテンツアイデアの提供：Ubersuggestは、特定のキーワードに関連するコンテンツアイデアを提供しています。これは、SEOにおいて重要な役割を果たすコンテンツの品質や競合との差別化などを実現するためのヒントを提供します。
競合分析：Ubersuggestは、特定のドメインに関連する競合ドメイン、競合キーワード、競合広告などのデータを提供しています。
メリット
使いやすいインターフェース：Ubersuggestは使いやすいインターフェースを持っており、初心者でも簡単に利用できます。
全機能を無料で利用可能：Ubersuggestは、全ての機能を無料で利用することができます。有料版もあるものの、無料版でも充分な機能が利用できます。
コンテンツマーケティングに最適化された機能：Ubersuggestは、SEOやコンテンツマーケティングに特化した機能を提供しており、競合分析やコンテンツアイデアの提供に役立ちます。
デメリット
キーワード検索数に制限がある：Ubersuggestは無料版でも利用できるため、キーワード検索数に制限があります。制限に達すると、キーワードを調べることができなくなります。有料版にアップグレードすることで制限を解除できますが、有料版にするには一定のコストがかかります。
競合分析の精度が低い：Ubersuggestの競合分析機能は、競合ドメインや競合キーワードの表示に制限があるため、精度が低いとされています。これは、UbersuggestがGoogleのAPIを利用しているため、APIの制限によって精度が低下することがあるからです。
検索エンジンがGoogleに限定される：Ubersuggestは、検索エンジンがGoogleに限定されています。他の検索エンジンのデータを取得することができないため、Googleに対する競合分析やSEO対策には限界があります。
機能が過剰であるため、初心者にはやや複雑：Ubersuggestは多機能なツールであるため、初心者にとっては機能が過剰であるため、使い方がやや複雑に感じることがあるかもしれません。しかし、使い方を熟知することで非常に有用なツールとなります。
AnswerThePublic
AnswerThePublicは、オンラインで利用できるキーワード調査ツールの1つです。このツールは、キーワードに関連する質問や提案を自動的に生成することで、ユーザーが検索する可能性のある情報について洞察を提供します。
このツールを使うには、まず検索したいキーワードを入力します。すると、AnswerThePublicは自動的に関連する質問や提案を含む、ビジュアルな検索結果を提供します。結果は、クエリを視覚的に表現した「ワードクラウド」、提案や質問を含む「提案」、関連するテーマを示す「比喩」、アルファベット順に並べられたキーワードの「データ」の4つのカテゴリに分かれています。
メリット
洞察を提供する：AnswerThePublicは、キーワードに関する質問や提案を自動的に生成することで、ユーザーが検索する可能性のある情報について洞察を提供します。
ビジュアルな表示：AnswerThePublicは、検索結果を視覚的に表現した「ワードクラウド」や、提案や質問を含む「提案」など、ビジュアルな表示を提供します。これにより、情報を直感的に理解することができます。
多言語対応：AnswerThePublicは、多言語対応しています。これにより、世界中の多様な言語でキーワード調査を行うことができます。
無料で利用できる：AnswerThePublicは、無料で利用できます。有料版にアップグレードすることで、検索結果の制限を解除することができますが、一般的なユーザーにとっては無料版で十分な機能を備えています。
デメリット
検索範囲が限定的: AnswerThePublicはGoogleとBingのみを対象としており、他の検索エンジンでの検索結果を取得することはできません。そのため、GoogleとBingにない情報を求める場合は、他のキーワード調査ツールを利用する必要があります。
検索数が制限されている: AnswerThePublicの無料版では、1日あたり3回の検索が制限されています。そのため、多数のキーワードを調べたい場合は、別のツールを使用する必要があるか、有料版にアップグレードする必要があります。
表示されるデータの種類が限られている: AnswerThePublicは、キーワードに関する質問や提案を含むビジュアル検索結果を提供しますが、その他のデータ、例えば競合分析やトレンド分析などは提供されません。そのため、他のツールとの併用が必要となる場合があります。
精度が低い: AnswerThePublicは、自動的にキーワードに関する質問や提案を生成するため、時には精度が低くなる場合があります。そのため、生成されたデータを使用する前に、必ず手動で確認することが必要です。
検索キーワードの制限: AnswerThePublicは、1回の検索につき、1つのキーワードしか処理できません。そのため、複数のキーワードを調べたい場合は、個別に検索を行う必要があります。
おわりに
いかがでしたでしょうか。代表的なキーワードツールをご紹介しましたが、この他にもたくさんありますので、まだまだ紹介していきたいと思います。
それでは、また明日ー
コメント